合宿・レースで何度か訪れている白浜。
今回は前日入り、ゆったりスケジュール、レース遠征らしからぬリラックス旅行となりました。
たとえばとれとれ行ったり、ファッしま行ったり、たとえば初三段壁行ったり、初ゴンさんぽ行ったり、アスパラガス収穫したり、車のオイル交換して、洗車して、変態君の実家でとれたおいもさんのてんぷらやら、いろいろご馳走をいただいて、薪で焚いたお風呂に入って、ぐっすり就寝。
明日はレースですよ・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

４:００起床、西田橋効果ですっきり起床、もりもり朝食。
普段食べてるお米と、２種類の炭水化物を食べておきたくてひさびさの朝パン。
今年の乗鞍で６０分過ぎてお腹空いてきたことが気になったため、食べすぎなくらいに食べる。

予想通りの雨＆風のため、５:００に車でホテルを出発、自走もちらほらいたが、駐車場はすでに満杯＠わナンバー。
メーターをホテルに忘れてきた。
自転車組み立てて、スタート地点に移動。
１年ぶりの名護市役所は大混雑。
トイレ行って、スタミナン７飲んで、ウィダーを一口飲んで、トイレ行く。
あれ？、緊張してる。
スタートオイルぬってもらう。
移動開始。
やっべー、緊張してる。
スタート直前まで換えホイールを持って変態君がそばにいてくれる。
落ち着く。

スタート。
したものの、目の前の人がクリートはまらないなしく、気づけば集団超後方。
道幅広がったところで前に出る。
こっからは去年と同じような展開。
ちょっとスピードアップして集団が伸びたかと思うと、超ペースダウンして道幅いっぱいに集団が広がる。

雨のレース、とにかく安全に気を配るので精神的にすごく疲れる。
触れ合う体、飛び交う叱咤の声、センターポールに突っ込む音、赤コーンに突っ込む音、前から落ちてくる男子にも容赦ない声が飛ぶ。

距離がわからず、２回のスプリントポイントもまったく参戦できず。
スプリントポイントも制覇することが密かな目標だったためがっくりくるが、まあしゃあない。

途中でNASU　FAN　CLUBの仲選手が声をかけてくれる。
左腕の心強い存在のことを思い出させてくれる。
これで一気に緊張がとけ、リラックスできた。

何度目かの上りの後で６人くらいで集団から抜け出しかける。
このまま行きたい、声をかけるがローテ回らず気づけばもとの大集団。
そのままレースは進んでいく。

ラスト５キロくらいでペースアップ。
看板のキロ表示と去年の記憶を頼りに勝負の時へ向けて準備する。
先頭付近にいた私の回りに同じチームの選手３人が集まってくる、やばい囲まれた。
１人がアタック、とりあえずついていく、すぐに後ろも追いついてくる。
ラスト３キロ、左右から人がぶわーっと上がってくる、やばい、完全に囲まれた。
ここにいたらなんにもできない、とにかく勝負できる位置まで出なければ。

JUSCOを過ぎる。
ラスト２キロ。
よっぽど頼み込んででも前に出させてもらおうかとも思ったが、一瞬スペースが空いた隙に前に出る。
一安心。
ラスト１キロ。
大きく左にカーブしてｺﾞｰﾙまでの直線に入る、ラスト５００ｍ。
はるか前方にｺﾞｰﾙが見える、まだ遠い。
右から１人上がってくる。
視界の隅で位置を確認しながら並走。
この時点でまだ自分に余力が残っていることが感じられた。
３００ｍ、まだ遠い。
１５０ｍ、沿道のチンクワンタジャージが目に入る。
左から１人上がってくるのが見えた。
ここでエンジン全開。
こっからはあまり覚えていない。

がらぱさんの実況から「シルベスト」と聞こえてくる。
変態君が出迎えてくれる。
２人とも確証持てず。
あまりの寒さに速報も待たずに高級ホテルの超高級エグゼクティブルームに戻り、熱いシャワーを浴びる。
すると携帯が鳴る。
沖縄タイムスさんからの電話、やっぱり優勝だったらしい。

￥26,000／人の激安ツアー、なんだかんだで
オキナワマリオットリゾート＆スパ　エグゼクティブルーム
に大化け。
吉兆か、はたまた運を使い果たしたか。

夕食はおすし（ｽｰﾊﾟｰにて購入、ここらへんが超庶民）。

窓の外はすでに雨、しかも雷鳴トドロク。
おそらくこのまま雨、スタート地点までの10キロは車での移動を決定。
雨のBORA　ULTRAに一瞬の不安がよぎるが（潰したらハラキリもの）、気にしないことにする。

ｾﾞｯｹﾝの準備して、足がのばせるお風呂に入って、バスローブなんか着ちゃって、MUSASHI　NI飲んで、金グリ飲んで、専属マッサーに入念にお手入れしてもらって、準備は万端。

不思議と心は落ち着いている。
明日は7:10ｽﾀｰﾄ。

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